北海道沼田町

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沼田町地域公共交通計画を策定しました

沼田町地域公共交通計画を策定しました

留萌本線は、1910(明治43)年に開業し、「石狩沼田駅」と「深川駅」を結ぶ鉄道路線として、長年にわたり本町の交通基盤を支えてきました。しかし、自家用自動車への依存の高まりや少子高齢化、人口減少の影響により、利用者が減少し、2026(令和8)年3月31日をもって廃線となることが決定しています。住民の生活交通を維持するためには、新たな交通ネットワークの構築が必要不 可欠です。
こうした交通情勢の変化を受け、本町は過年度に策定した「沼田町地域公共交通連携計画」を基に、地域の交通課題に対応するための取り組みを進めてきました。その一環として、実証実験を経て乗合タクシーの運行を開始し、町内の交通利便性の向上に一定の成果を上げています。しかし、JR留萌線の廃止や町内の公共交通のさらなる縮小が見込まれる中、乗合タクシーをはじめとする地域交通のさらなる充実と、町内外へのアクセス確保が求められています。
また、北空知4町(妹背牛町、秩父別町、北竜町、沼田町)地域を対象として、「北空知4町地域公共交通計画」を、本町が委員として参加している北空知地域公共交通活性化協議会により、2022(令和4)年度に策定されています。当計画は、「次世代につながる最適な公共交通網の構築」の将来像を軸に、「利便性を確保した合理化等の実施による持続的な公共交通の確保」と「公共交通の利用促進・持続性の確保」の基本方針の実現に向け、当計画と連携した広域的な公共交通ネットワークを確保していくことが求められています。
地域公共交通は、住民の生活の安心と利便性を支える重要な基盤であるとともに、地域間の交流を促進し、観光客や交流人口の増加による地域活性化をもたらす鍵となります。そのため、町は現状の公共交通を総合的に検証し、利用者ニーズに合った効率的かつ持続可能な交通手段の確保を目指すために、「沼田町地域公共交通計画」を策定します。この計画は、関係機関や交通事業者との協力のもと、交通ネットワークを適切に維持・改善し、将来にわたって持続可能な公共交通サービスの構築を図る本町のマスタープランとなります。