北海道沼田町

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北海道初導入!災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」

北海道沼田町は、一般社団法人助け合いジャパンが企画している災害派遣トイレプロジェクト「みんな元気のなるトイレ」に賛同し、トイレトレーラーを導入しています。
このプロジェクトは、全国の市区町村が1台ずつトイレトレーラーを常備し、自然災害が起こった被災地に全国から集結することができたなら、トイレ不足の問題を大きく軽減できるというものです。
トイレトレーラーは、牽引式で大容量の汚水及び給水タンクを装備しており、4室の水洗便座が配置されています。太陽光パネル及びバッテリーも装備されているため、停電時も使用できます。
そして、この購入にはクラウドファンディングを活用しており全国各地から目標額を上回る多数の寄附をいただきました。このことは、災害に対する国民意識が非常に高いことが証明され、このプロジェクトが全国に広がりをみせていくことになると考えています。
沼田町では、災害以外でもトイレ対策を周知するため、町内で開催するイベントや町外にも出向いています。

トイレトレーラー概要

    • トイレトレーラー

主要概要

  • 種別及び用途 普通/特殊
  • 車体の形状  糞尿フルトレーラー
  • 車体寸法   全長5650ミリメートル、全幅2440ミリメートル、全高3500ミリメートル
  • 車両重量   2490キログラム
  • 車両総重量  3490キログラム
  • 車軸     2軸(寒冷地仕様スタッドレスタイヤ装着)
  • ドア数    4ドア(トイレ室数4)

車両仕様

  • 車体塗色      車両の4面(前後左右)にラッピング加工、側面 沼田町夜高あんどん祭り、背面 寄附者一覧
  • 備品等保管スペース 2か所 下側保管庫内に燃焼式ヒーター装着
  • 設置装置      雪下ろしラダー(フロント部)
  • 電力        105アンペアのバッテリー2個、
  • ソーラー発電(充電)システム150ワット、外部からの電力供給可能
  • 寒冷地仕様     燃焼式FFヒーター(灯油使用)、凍結防止電熱線(外部電源使用)

トイレ関係仕様

  • 清水タンク容量 約418リットル
  • 汚物タンク容量 約836リットル
  • トイレ給水方法 揚水ポンプによるタンク給水及びホースでの直接給水
  • 汚物排水方法  便座からのバキューム及び専用ホースによる下水落下式
  • トイレ室内寸法 1000ミリメートル×1540ミリメートル×(H)2130ミリメートル
  • 便座      臭い逆流防止機能付洋式便座
  • 照明      LED照明(室内・室外)
  • 装備      衣類掛けフック(耐荷重6キログラム)、電動換気扇(カバー付き)、消毒液等置き台、化粧鏡、室内手摺り、トイレットペーパー等  収納庫収納式ステップ、はめ込み式手摺り(各階段片側)

ガバメントクラウドファンディング概要

北海道沼田町は、人口3000人ほどの小さな町なので、当初は目標金額に達するのかとても不安でした。
しかし、この度延べ229名の方々からご寄附をいただき、とても感謝している次第でございます。
災害がないことが望ましいところですが、災害はいつ起こるかわかりません。
今回のこの「みんな元気になるトイレ」のネットワークを早く構築し、不安の少ない生活のためがんばっていこうと思います。
この度の皆様のご支援に感謝し、お礼の言葉とさせていただきます。
ありがとうございました。

期間

令和元年9月6日(金曜日)から11月8日(金曜日)

目標金額

800万円

寄附金額

8,703,000円

寄付者数

延べ229件

助け合いジャパン「みんな元気になるトイレ」のページ