北海道沼田町

まつりばやしと、ほたるの里


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JRに乗り続け隊寄稿作品について

JRに乗り続け隊にご登録頂いた方から随筆の寄稿がありました。鉄道に関する深い見識と並々ならぬ想いを抱きながら執筆された作品であり、鉄道に興味を抱くきっかけになるかと思われますので、皆さまにご披露いたします。

JRに乗り続け隊寄稿作品について

第7作 小説「北の街に春風が吹く~ある町の鉄道の話~」友田 博

今回は小説形式で、とある町の架空の物語が描かれています。
主人公とそのお父さんが鉄道路線廃止の危機に関わった様子が実写のように描写されています。
 
作品はフィクションですが、作者様からは『コロナ禍で利用者が激減し、さらなる危機を迎えている北海道の鉄道ではありますが、逆に今だからこそ、地方鉄道の未来について考えてもらいたいと願い書いた作品です。』とのコメントを頂いています。
 
堅い点ばかり書きましたが、私はちょっとした恋愛要素と言いますか、青春具合に読んでいてムズかゆくなりました。読み物としてとても楽しい作品となっています。

第6作 エッセイ「アンニョンハセヨから始めよう」友田 博

第6作のタイトルは『エッセイ「アンニョンハセヨから始めよう」』です。
今回のエッセイでは、電車で乗り合わせた韓国人家族とのやりとりを通して、
世界に目を向けた経験をつづっています。オリンピックの開催や、インバウンド
需要の急激な増大、コロナ禍における国際社会の変化など移り変わる時代の中、
過去に学んだ外国語の知識から世界との関わりに目を向ける過程がとても分かりやすく描かれています。

第5作 エッセイ「プラレール」~なぜ子供は電車が好きなのか?~友田 博

第5作のタイトルは『「プラレール」~なぜ子供は電車が好きなのか?~』です。
線路工事を監督する仕事の様子から物語は始まり、休日を迎え、子どもたちからプラレール遊びをせがまれるお父さんの様子を描いた作品です。
プラレールをつなげ、列車を走らせる。世にたくさんあるおもちゃですが、どちらかといえば、走らせる列車の方が主役となると思っていました。
しかし、今回のエッセイではレールへの目線が面白おかしく描かれており、読んだ後はプラレールの見方が変わっているのではないかと思います。

第4作 エッセイ「鐵道のレールのはなし」

第4作のタイトルは『鐡道のレールのはなし』です。
レール工場の見学を通して、線路のレールが造られる過程が分かりやすく描かれており、ちょっとした豆知識を人に話したくなるような、そんなエッセイとなっております。
みなさんは列車が来るまでの間、レールを眺めたことはありませんか。
もしくは、進む列車の先頭車両からレールを覗いたことはありませんか。
なんとなく見ていたレールに込められたストーリーを知ることにより、レールに対する味わいがより深くなると思います。

第3作 エッセイ「素敵な想い出」 ~列車旅を考える~友田 博

第3作のタイトルは『素敵な思い出 ~列車旅を考える~』です。
コロナ禍で旅行の機会が奪われている中、アメリカを旅したときに乗った鉄道での楽しい思い出が綴られています。
みなさんが鉄道に乗る目的は様々かと思いますが、車内で見ず知らずの人と話した経験はありませんか?今回の作品では、異国の地でありながら、楽しい交流が生まれた経験がとても鮮明に描かれておりまして、多くの方が思い当たることがあるのではないかと思います。

第2作 エッセイ『「夢」~北海道の鉄道を考える~』友田 博

第2作のタイトルは『「夢」~北海道の鉄道を考える~』であり、夢の中の話として、鉄道の新しい料金体系がスタートしている世界が描かれております。
「距離制」ではない、新しい料金体系とはどのようなものでしょうか。
当エッセイはフィクションではありますが、鉄道の未来につながる様々な示唆が含まれている作品です。JRの利用者を増やし、JR留萌本線を含めた各駅で催しが開催され、賑いがある姿にするための将来像を描いていきたいですね。今作品をきっかけとして、従来にはない”新しい発想”を、みんなで考えていきましょう。

第1作 随筆「線路の石のはなし」友田 博

第1作は随筆「線路の石のなはし」です。
こちらは、線路に何気なく敷き詰められている石の形状から、保線の歴史や努力の話につながる作品で、鉄道を維持することへの想いが詰まった作品です。
このエッセイに登場するように。留萌本線も多くの方の保守作業により大切に維持されてきましたね。その日々に思いを馳せながら、この鉄路をいつまでも守っていきたいです。