部活動地域移行の取組について
部活動地域移行の取組について
部活動の地域移行とは
部活動の地域移行とは、これまで学校教員が担ってきた部活動の指導を、地域のクラブや団体、地域の指導者へと移行することです。
令和4年12月にスポーツ庁・文化庁が策定した「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」において、まずは休日の部活動の地域連携・地域移行から段階的に進めることが求められています。
上記ガイドラインでは、令和5年度から令和7年度までが移行のための改革推進期間であり、地域の実情に応じて可能な限り早期の実現を目指すこととされており、沼田町でも地域移行に向けた各種検討を行っています。
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学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン(概要版) (PDF 524KB)
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部活動地域移行に係るロードマップ (PDF 1.33MB)
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部活動地域移行_スケジュール (PDF 250KB)
今後の部活動の実施体制について
沼田中学校の部活動は、生徒数の減少から、すでに他町の部活動と合同で実施しているものがあります。そのため、沼田町では、町内の活動実施体制の検討と併せて、北空知1市5町(深川市、妹背牛町、秩父別町、北竜町、雨竜町、沼田町)で協調した実施体制の検討を行っています。
それぞれの市町が住民からの意見集約や協議を行う場として、令和6年7月に部活動地域移行推進協議会をそれぞれ設置しました。また、上記の市町が広域での協議を行う場として、北空知広域連携検討会議を開催しています。
令和6年度の取組内容について
令和6年度に会議の開催以外で実施した内容については、以下のとおりです。
(1)部活動の地域移行に係るアンケート
部活動の地域移行についてのニーズ調査として、令和6年5~6月に北空知1市5町の中学校(在校生、保護者、教員)と小学校(3~6年生、保護者)を対象としたアンケート調査を実施しました。
詳細は下記のリンクからご確認ください。
(2)「地域スポーツ連携・協働再構築推進プロジェクト」への参画
この事業は、国のスポーツ庁から北海道が受託しているものであり、沼田町はモデル構築を目標とした実証自治体として参画しています。
本事業を通じて、令和6年10月26日にマルチスポーツ体験イベントを開催し、外部指導者による指導とICTを活用した指導法の実証を行ったほか、令和6年11月24日には広域連携セミナーを開催し、部活動地域移行の有識者や先行事例の自治体担当者を招へいし、事例の勉強とパネルディスカッションを実施しました。
(3)冬季休業期間中の部活動送迎実証
現在、他町との広域で活動している部活動では、練習場所までの移動が課題となっていることを受け、中学校の冬季休業期間中である令和6年12月21日~令和7年1月14日の期間で、行政による送迎実証を実施しました。