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『豊かな楽園! 北海道沼田町』
新年あけましておめでとうございます。
新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
未だ終息の見込みが立たない新型コロナウイルスの感染拡大は本町にとっても大きな影響が生じ、皆様にも不安な毎日であったものと推察いたします。
そのような中、予防対策に町民自らご協力いただき、感染予防を徹底いただきましたことに心から感謝と御礼を申し上げます。引き続き、収束の目途が付くまでの間ご協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、基幹産業である農業は水稲の作況指数が107と収量、品質、食味など総合的に良好な結果となり豊穣の出来秋となりました。これもひとえに、農業者各位のご努力が報われたとともに心から感謝と敬意を表する次第であります。
しかしながら、農業を取り巻く環境はコロナ禍に伴い、より一層の消費減退の影響が予想され、コメの在庫が増加する見込みから米価下落を危惧するところであります。
日本一の米どころである本町農業を何としてでも持続可能な農業経営を確立するためにも、一刻も早く海外にも視野を入れながらコスト削減や効率的農業経営を実現するための対策を検討する時期と捉え、関係機関や農業者の皆さんとともに、行政としても水張を守るために農業基盤整備の推進はもちろんのこと、農産品のブランド力向上対策、新規就農者を含めた農業担い手対策、コスト削減に向けたスマート農業の推進を着実に進めて参りたいと考えています。
今年は、就任から3年目の任期折り返しの年を迎えます。
まちづくりは少子高齢化と新型コロナウイルスの影響により一段と厳しい時代を迎えておりますが、農村型コンパクトエコタウン構想の中核事業である高齢者住宅の建設を目指し、よりコンパクトで住みよいまちづくりを推し進め、人生100年時代に対応し、歩いて暮らせる環境づくりに向け前進させていきたいと考えます。
また、商工業・教育・医療・福祉・防災など多岐にわたり様々な課題に直面しておりますが、中でもJR留萌本線問題は学生や高齢者の皆さんにとって大きな課題であり、沿線の自治体と密な連携を図りながら、町民の足となる公共交通を守るために誠心誠意努力して参ります。
このような中、今月発行の田舎暮らしの本(1月3日発行号)では、我が町が北海道エリアで3年連続1位を獲得し、更に、全国町ランキングでは、シニア部門で1位、若者・子育て・総合部門では全国2位の快挙を獲得出来ました。皆様のご支援に心から感謝を申し上げます。これを契機に「豊かな楽園 北海道沼田町」を全国に発信し、「関係・交流・応援人口」など様々な人口を呼び込み、新たな移住者確保につなげて参りたいと思っておりますので、皆様の応援をよろしくお願い申し上げます。
私の所信であります「夢と希望と誇りの持てるまちづくり」を目指し、オールぬまたでのまちづくりを進めるために「全力」で邁進していく所存でありますので、重ねてご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
結びに、今年が皆様にとりまして素晴らしく実り多い年でありますことを心からお祈り申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
令和3年1月吉日
沼田町長 横 山 茂
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沼田町長
横山 茂
(よこやま しげる)
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町長プロフィール
- 生年月日 昭和38年5月10日
- 出身地 沼田町
- 任期 令和元年5月1日から
- 学歴 沼田高校卒業
- 職歴
- 沼田町地域開発課長
- 沼田町政策推進室長
- 沼田町農業商工課長