2015年 第17回 入賞作品
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入賞作品一覧
- 最優秀賞
- 絶景のあんどん(沼田 信廣 様/美唄市)
- 優秀賞
- 天の川と蛍ドーム(佐藤 圭 様/留萌市)
- 優秀賞
- 音が出た!(深江 博紀 様/旭川市)
- 入選
- 静寂(古平 文男 様/三笠市)
- 丘への道(鈴木 徹 様/湧別町)
- 誇り(二部 牧子 様/札幌市)
- 突進の衝撃(沼田 信廣 様/美唄市)
- 乱舞(野 佳昭 様/沼田町)
- 奨励賞
- 「楽しいな~」(縣 博基 様/深川市)
- 彩(加藤 明彦 様/初山別村)
- 音色を、あわせて(加藤 裕 様/札幌市)
- 一瞬(金子 道雄 様/苫小牧市)
- 四季彩(佐々木 正明 様/北広島市)
- 物語は続いている(高山 亮太 様/羽幌町)
- 春待つ大地(得能 邦子 様/深川市)
- 暮色の時間(西村 公孝 様/苫小牧市)
- 明日萌の里 盛夏(丹羽 明仁 様/愛知県小牧市)
- 大きな輪 水道橋(藤本 武行 様/沼田町)
入賞作品ギャラリー
講評
はじめに
第17回「明日萌の里フォトコンテスト」に多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
去る10月15日、沼田町生涯学習総合センター2階において厳正な審査が行われ、応募総数255点の中から最優秀賞1点、優秀賞2点、入選5点、奨励賞10点、計18点が選出されました。
審査は、金平嘉則氏(沼田町長)、吉住淳男氏(沼田町観光協会会長)、若林祐治氏(沼田写真クラブ代表)、菊地晴夫(自然写真家)の4名が担当しましたが、以下を審査員講評といたします。
去る10月15日、沼田町生涯学習総合センター2階において厳正な審査が行われ、応募総数255点の中から最優秀賞1点、優秀賞2点、入選5点、奨励賞10点、計18点が選出されました。
審査は、金平嘉則氏(沼田町長)、吉住淳男氏(沼田町観光協会会長)、若林祐治氏(沼田写真クラブ代表)、菊地晴夫(自然写真家)の4名が担当しましたが、以下を審査員講評といたします。
講評
「明日萌の里フォトコンテスト」受賞者の皆様、おめでとうございます。
今回で17回目の開催となった当フォトコンテストですが、今年は応募数で昨年を上回り、当コンテストの認知度の高さを示す結果となりました。
また、昨年から審査員を担当させていただいておりますが、応募数が増え正直ほっとしているところでございます。
応募作品全体を見渡しますと、今回は前回よりも増して大半が夜高あんどん祭りの写真で、その片隅に風景やスナップ、人物などが入っているといった感じでした。私は専門分野が風景写真ですので、点数的に少なかったのが少し残念に思えました。
とはいえエントリー作品はどれもレベルが高く、ワクワクしながら審査させていただきました。
最優秀賞に選ばれた沼田信廣さんの作品「絶景のあんどん」は、代表する四基のあんどんを一つの画面に収めたことを審査員一同高く評価しました。仕上がった写真をみるとオーソドックスな事かも知れませんが、作者は意図して四基が入る構図を探し回ったことかと思います。
また作品のプリントも見事な色調で表現されており、レタッチなど撮影以外の技術の高さもうかがえました。
優秀賞の2作品も完成度の高い作品です。
佐藤圭さんは何回か最優秀賞を受賞されているベテランで、今回もあんどんの作品や風景など力作を応募されていました。くっきりとした天の川を捉えた作品は彼のみで、「天の川と蛍ドーム」は沼田町のシンボル、蛍ドームと絡めたところが良かったと思います。
同じく優秀賞の深江博紀さんの作品「音が出た!」も微笑ましい素晴らしい作品です。祭りを楽しんでいる子供の様子が手に取るように伝わってくる秀作で、忘れかけている写真表現の原点のような作品にすごく好感が持てました。
入選5作品、奨励賞10作品も秀作揃いでした。
以前にも書きましたがコンテストは入賞点数に限りがございます。最終的に何名かに限定しなければならないのが非常に心苦しく思っております。
来年の夜高あんどんは40回目を迎えます。来年もまた沢山のあんどん祭りの作品が出品されると思いますが、栄えある40回にふさわしいさらに進化した写真表現を期待しております。
今回で17回目の開催となった当フォトコンテストですが、今年は応募数で昨年を上回り、当コンテストの認知度の高さを示す結果となりました。
また、昨年から審査員を担当させていただいておりますが、応募数が増え正直ほっとしているところでございます。
応募作品全体を見渡しますと、今回は前回よりも増して大半が夜高あんどん祭りの写真で、その片隅に風景やスナップ、人物などが入っているといった感じでした。私は専門分野が風景写真ですので、点数的に少なかったのが少し残念に思えました。
とはいえエントリー作品はどれもレベルが高く、ワクワクしながら審査させていただきました。
最優秀賞に選ばれた沼田信廣さんの作品「絶景のあんどん」は、代表する四基のあんどんを一つの画面に収めたことを審査員一同高く評価しました。仕上がった写真をみるとオーソドックスな事かも知れませんが、作者は意図して四基が入る構図を探し回ったことかと思います。
また作品のプリントも見事な色調で表現されており、レタッチなど撮影以外の技術の高さもうかがえました。
優秀賞の2作品も完成度の高い作品です。
佐藤圭さんは何回か最優秀賞を受賞されているベテランで、今回もあんどんの作品や風景など力作を応募されていました。くっきりとした天の川を捉えた作品は彼のみで、「天の川と蛍ドーム」は沼田町のシンボル、蛍ドームと絡めたところが良かったと思います。
同じく優秀賞の深江博紀さんの作品「音が出た!」も微笑ましい素晴らしい作品です。祭りを楽しんでいる子供の様子が手に取るように伝わってくる秀作で、忘れかけている写真表現の原点のような作品にすごく好感が持てました。
入選5作品、奨励賞10作品も秀作揃いでした。
以前にも書きましたがコンテストは入賞点数に限りがございます。最終的に何名かに限定しなければならないのが非常に心苦しく思っております。
来年の夜高あんどんは40回目を迎えます。来年もまた沢山のあんどん祭りの作品が出品されると思いますが、栄えある40回にふさわしいさらに進化した写真表現を期待しております。
終わりに
最後になりますが、17回と長年開催を重ねられている主催者と関係者の皆様のご努力に敬意を表しますと共に、改めまして受賞者の皆様に心よりお祝い申し上げます。
2015年11月3日
「明日萌の里フォトコンテスト」審査員代表
写真家 菊地 晴夫
2015年11月3日
「明日萌の里フォトコンテスト」審査員代表
写真家 菊地 晴夫