北海道沼田町

まつりばやしと、ほたるの里


2023年 第25回 入賞作品

2023年 第25回明日萌の里フォトコンテスト入賞作品

入賞作品ギャラリー

  • 夜高あんどん
    【最優秀賞】夜高あんどん

    神保 吉数 様/新ひだか町

  • 祭りを奏でる女(ひと)
    【優秀賞】祭りを奏でる女(ひと)

    増井 道英 様/苫小牧市

  • 雪と共に
    【優秀賞】雪と共に

    眞鍋 真弓 様/深川市

  • 夜明け
    【優秀賞】(ありがとう留萌本線部門)夜明け

    池端 清美 様/留萌市

  • 深々と
    【入選】深々と

    池端 清美 様/留萌市

  • 激突の時
    【入選】激突の時

    今井 昌 様/札幌市

  • せせらぎにほのかな灯りを
    【入選】せせらぎにほのかな灯りを

    木村 美紀枝 様/深川市

  • 春の集い
    【入選】春の集い

    龍川 悠平/留萌市

  • ヌマスタグラム
    【入選】ヌマスタグラム

    龍至 伸一 様/深川市

  • 惜別の情に別涙、沼田吹ガールズ
    【入選】(ありがとう留萌本線部門)惜別の情に別涙、沼田吹ガールズ

    川島 征行 様/深川市

  • 霧残る朝陽に導かれるように(最後の秋)
    【入選】(ありがとう留萌本線部門)霧残る朝陽に導かれるように(最後の秋)

    敦賀 善敬 様/留萌市

  • 厳寒の朝
    【奨励賞】厳寒の朝

    池端 清美 様/留萌市

  • 晩秋
    【奨励賞】晩秋

    池端 清美 様/留萌市

  • 冬景色
    【奨励賞】冬景色

    池端 清美 様/留萌市

  • 霧氷
    【奨励賞】霧氷

    池端 清美 様/留萌市

  • 雪やコンコン
    【奨励賞】雪やコンコン

    池端 清美 様/留萌市

  • ホロピリ湖の夕焼け
    【奨励賞】ホロピリ湖の夕焼け

    伊藤 文章 様/新十津川町

  • 踊ろう!歌おう!
    【奨励賞】踊ろう!歌おう!

    岩間 敦子 様/札幌市

  • 夏の日
    【奨励賞】夏の日

    佐々木 真佐枝 様/旭川市

  • 黄金色に染まる朝
    【奨励賞】黄金色に染まる朝

    佐竹 輝昭 様/札幌市

  • よいやっさー!!
    【奨励賞】よいやっさー!!

    龍川 悠平 様/留萌市

最優秀賞

  • 夜高あんどん(神保 吉数 様/新ひだか町)

優秀賞

  • 祭りを奏でる女(ひと)(増井 道英 様/苫小牧市)
  • 雪と共に(眞鍋 真弓 様/深川市)

優秀賞(ありがとう留萌本線部門)

  • 夜明け(池端 清美 様/留萌市)

入選

  • 深々と(池端 清美 様/留萌市)
  • 激突の時(今井 昌 様/札幌市)
  • せせらぎにほのかな灯りを(木村 美紀枝 様/深川市)
  • 春の集い(龍川 悠平/留萌市)
  • ヌマスタグラム(龍至 伸一 様/深川市)

入選(ありがとう留萌本線部門)

  • 惜別の情に別涙、沼田吹ガールズ(川島 征行 様/深川市)
  • 霧残る朝陽に導かれるように(最後の秋)(敦賀 善敬 様/留萌市)

奨励賞

  • 厳寒の朝(池端 清美 様/留萌市)
  • 晩秋(池端 清美 様/留萌市)
  • 冬景色(池端 清美 様/留萌市)
  • 霧氷(池端 清美 様/留萌市)
  • 雪やコンコン(池端 清美 様/留萌市)
  • ホロピリ湖の夕焼け(伊藤 文章 様/新十津川町)
  • 踊ろう!歌おう!(岩間 敦子 様/札幌市)
  • 夏の日(佐々木 真佐枝 様/旭川市)
  • 黄金色に染まる朝(佐竹 輝昭 様/札幌市)
  • よいやっさー!!(龍川 悠平 様/留萌市)

講評

はじめに

第25回「明日萌の里フォトコンテスト」に多数のご応募をいただき、ありがとうございました。

厳正な審査を行い、応募総数260点の中から最優秀賞1点、優秀賞2点、ありがとう留萌本線部門優秀賞1点、入選5点、ありがとう留萌本線部門入選2点、奨励賞10点、計21点が選出されました。

審査は、横山 茂氏(沼田町長)、吉住淳男氏(沼田町観光協会会長)、若林祐治氏(沼田写真クラブ代表)、菊地晴夫(自然写真家)の4名が担当しましたが、以下を審査員講評といたします

講評

「明日萌の里フォトコンテスト」受賞者の皆様、大変おめでとうございます。
 
今回は節目となる25回目の「明日萌の里フォトコンテスト」となりました。
まずもって四半世紀にわたる写真文化の発展にご努力なさっている主催者と関係者の皆様に敬意を表したいと存じます。
そして、この節目となりますフォトコンテストの受賞者の皆様、大変おめでとうございました。
実は私が当フォトコンテストの審査を担当させていただくようになって、ちょうど10年目となりました。
振り返ってみますと、受賞者はもとより、エントリーされている方々の全体的なレベルがぐんと上がってきているように見受けられました。
「継続は力なり」と申すとおり、写真を撮り、プリントして、そしてこのようなコンテストに挑戦するというのは自分自身のレベルアップにも繋がると思っています。
応募作品はコロナ明けということもあり、沼田町を代表するイベント「夜高あんどん祭り」の作品が数多くエントリーされました。
反面、景勝地などの自然風景写真が少なかったのは少し残念に思えました。
審査にあたっては審査員一同で、一枚一枚入念に拝見させていただきました。
どの作品もレベルが高く、応募者はかなり手慣れた方々と拝察し、ピックアップするのに苦慮した次第です。
講評としてあえて申しますと、今回は全体的にややおとなしい感じがしました。
最近のデジタルカメラはその進化がめざましく、あんどん祭りなどの夜景もシャッターを押せば撮れるようになってきました。
写真は自己表現です。自分ならではの視点やカメラテクニックが必要です。
特にあんどん祭りは、綺麗に仕上げた作品が多かったのですが、動きが止まっていてやや迫力に欠ける感じがしました。
勇壮なお祭りなので、画面から飛び出すような動きや激しさが必要になってきます。
どのようなアングルで撮れば動いているように見えるのか、あるいは少しぶらして撮るとか撮影テクニックを一工夫するとぐんと見る人の心をつかむと思います。
今までの入賞作品を見返えしたり、他の祭りの作品からヒントを見つけ出すのも良いと思います。そして自分自身の感性を磨くことが大切と思います。
前述しておりますが、沼田町にはホロピリ湖など景勝地が多くありますので、自然風景をテーマにした作品も是非期待したいところです。
次回は26回目、心機一転、皆様の傑作をお待ちしております。
 

終わりに

最後になりますが、25回という長きに渡って開催を重ねられている主催者と関係者の皆様のご努力に敬意を表しますと共に、改めまして受賞者の皆様に心よりお祝い申し上げます。
 
2023年10月27日
「明日萌の里フォトコンテスト」審査員代表
写真家 菊地 晴夫